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ダイナモ(オルタネーター)プーリー対策品

カングー1.4&1.6・ルーテシア2対応のダイナモプーリー対策品作りました。

カングー1.4&1.6・ルーテシア2の純正ダイナモ(オルタネーター)用のプーリを作成しました。ちなみにダイナモ(オルタネーター)とは充電器の事です。身近な例で言うと自転車のライトを点灯させる部品と同じ物で、タイヤを廻す事により電気を発電させてる機械です。
そんな充電器に付いている部品のプーリを何で作ったかと言うと.....?
プーリーの取付け部分にゴムの部品が付いているんですが、このゴムが劣化しダイナモとぶつかって壊れてしまいメインベルト(ファンベルト)が外れて恐ろしい事にエンジンが止まってしまうんです。
カングーやルーテシアに使用しているプーリーって奴はゴムの部品が入っているので年数が経過(5年又は5万km以上走行している車は要注意です)すれば絶対に駄目になってしまうという時限爆弾みたいな部品です(昔の車はこのゴム付きって使ってないんですよね、近頃流行の部品です...。)
この時限爆弾プーリーですが壊れても安ければ良いんですが、プーリー単体で29190円と財布に大変厳しいプライスです。これに工賃もプラス(ルーテシアで16800円・カングーだと驚きの25200円)になりますので諭吉君が4人と一葉ちゃん1人は財布から確実にサヨウナラ〜です。(涙)
これはお客様にとっても厳しいでしょうし、弊社が悪い訳ではないんですが『この部品が3万円かよ?』って何か後ろめたい気分もあり、どうにか安く提供出来ないかと以前から考えてました。純正のプーリーはワンウェイクラッチ(ワンウェイクラッチとは一方の方向のみに回転力を伝達するクラッチの一種。内部にある歯がかみ合う事で伝達する。逆回転の場合はかみ合わないため伝達しない。身近な物では自転車の駆動軸に使用されている。上記の働きにより、自転車のペダルを扱ぐ際は力が伝わるが、足を休めて惰性で走る時は足をペダルに持って行かれずに済む。車の場合ベルト鳴き防止等の為に付いている)付きなので価格が高い訳ですから、10年前の車の様にワンウェイクラッチを取ってしまえば価格も安くなるし、壊れる事もないのでワンウェイクラッチ無しで作成しました。

対策プーリーは安価で高品質な物を提供する!

という事でアルミの中では鉄と同程度の強度の有るアルミ合金(7075超々ジュラルミン)を使用し錆対策としてアルマイト加工を、そしてベルト脱落防止加工を施しました。
寒冷地でのテストを経て満を持して発売いたします。未交換で新車登録から5年以上経過している車は是非お早めの点検をお勧めします。
対策プーリーの価格は10500円となりますのでご検討下さい。

プーリーと本体の隙間が無くプーリーが干渉してしまっている状態。

プーリーと本体が離れている正常な状態。

プーリーを外した状態です。次の写真の2を嵌め込み3で留めます。

2がプーリー。3がプーリーを留めるネジ。

上の写真の拡大した物。完全に当てってしまっている。

上の写真の拡大写真。正常な状態を表しています。

対策品を取付けて車体に取付けたところ。

ベルトを取付して稼働出来る状態。